爆音と歓声と笑顔
ゴールデンウィークまでには
おさまってるんじゃないかと
楽観的に考えてた。
いや、
楽観的にならざるを得なかった。
復帰ライブが出来ないなんて
考えたくなかったから。
そうやって
脳腫瘍の手術のため入院中の僕は
ステージに立てる日を
指折り数えてたんだ。
しかし
おさまるどころか
拡大する一方のウイルスの脅威を鑑みて
ザ･キャプテンズは
ゴールデンウィークの関西ツアーを
出演辞退させていただく
決断をしました。
この決断に間違いはない、
後悔はないと言い切れるけれども、
心は痛いです。
会いたくて仕方ないのに
皆に会わない判断を、自らする苦しみ。
これまでも、
大雪でイベントが開催出来なくなったことがあった。
僕が救急搬送されてツアーをキャンセルしたことがあった。
その度に心は痛みます。
自分を責める意識が働きます。
でも、それらはすべて
「また、会うために必要なこと」だから。
この、かつてない事態に
あらゆるバンドが
悩み抜いて
決断しています。
いつかまた必ず
爆音と歓声の中で逢いましょう。
笑顔で、ね。
そう、すべては愛ゆえに！
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